【道路の横に高層湿原⁉︎深泥池と白いカキツバタ〜超古代⁉︎が残る京都不思議スポット②】

しほりです♪

大田神社のカキツバタ(→①の話こちら)
からGoogle先生に導かれやってきました「深泥池」

住宅街があって、車道に車ビュンビュンってところにいきなりあるんだ〜!

遊歩道とかあるのかな?
とりあえず池側に渡ってみるものの、ガードレールしかないし。けっこう車も怖い。

バス停がある辺りから、少し中に入れそうでした。でもここは完全に沼地で少し入るとズボッと足埋まりそう。

気をつけて進んでいくと、何かを撮影している女性が。

見てたら、ここに一円玉くらいの日本一小さいトンボがいると教えてくださり、

私も探してみることにしたけれど、発見にはいたらず。

でもこんな車道のそばに、そんな貴重なトンボがいるとは〜

そして、その辺りから見る光景は。これまで何度か山で見てきた湿原の様相なのです。

そう、先程は沼の泥の様子で、学生の時尾瀬ヶ原で木道踏み外し、ズボって膝まで埋まる(ー ー;)という苦い経験が蘇ったのですが、

まさに、尾瀬ヶ原や私の好きな長野県の八島湿原みたいな標高の高い所にある高層湿原のよう。

調べてみると、やっぱり島の様なところは植物の積もった浮島で高層湿原とあるではないですか!まさかこの市街地にいきなり高層湿原にはびっくり!

ここは、氷河期からの生き残りの生物と、温暖なところの生物が共存する、生物学的にも珍しい場所だそうで、

普通なら自然観察路とかありそうだけど、そういうのはいっさいないのが、かえっていいのかもしれないね。

とりあえず湿原の縁でボヤっと景色を眺めている。よく残ったね〜開発されずに。

車がどんどん通る道は、鞍馬街道だったそうで、平安京から丹波への物流の道だったそう。鞍馬や貴船への参道でもあったそうで、昔から交通の要衝でもあったのですね。

湿原の方から、水がある方へ戻ってくると白い花が咲いているので、近づいてみると、あれ?カキツバタ?

珍しい白のカキツバタでした。
紫は凛々しいけど、白はもう少し優しい感じです。

写真の山の手前の平らな部分が浮島になっている貴重な湿原。

またぽやっと風に吹かれて見ていましたが、少し日も傾いてきたので、池を後にしました。

後で京都のお友達から、
「え!深泥池一人で行ったの?大丈夫だった?」と言われました。
幽霊で有名らしいです。
たしかに異界感はあったけどね。

さてカフェでも行って休むか〜と探してみたのですが、平日で夕方だったせいか、片っ端から店が閉まってて。

北山駅の方まで来てしまい、お高いお店は空いてたのだけど、そこまで食べる感じもないなと思って探してたら、

彷徨うこと2時間にもなってしまっていました。さすがに疲れた〜

やっとパン屋さんのカフェがあったと思ったら、もう行かなきゃの時間です。

あの大田神社までまた深泥池近くを通りひたすら歩きます。

→続く

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