智野 しほりです♪
今日も読んでいただき、ありがとうございます♡
この本が小学校中学年の課題図書になるなんて!!ほんと時代ですね~(≧∀≦)
『青いあいつがやってきた⁉︎』 松井ラフさん作です。
お仕事で、夏休みは読書感想文のコースがあり、担当させてもらってるのですが、
たまたま小学校中学年の子たちで、この本に出会ったのです☆
内容がすごい!大人にもぜひ読んでいただきたい本です♪
ネタバレすると面白くないので、ちょっと言うと…
ぼくとカッパの一日のお話なのですが、カッパは何をしにやってきたのでしょう?
作者さんのあとがきまで読むと、
「青い宇宙の存在」が出てきます。
読んでいて、スピリチャルの本?と思うくらい。子ども達にはちょっとわかりにくいけど、大人が読むと「なるほど~☆彡」と思わずうなづいてしまう内容。
もちろん、宇宙なんやらを抜いても、描写も細やかで、どうなっていくのだろうって展開もおもしろく、お話としてもとても良いのです(^^)
読書感想文コースなので、しっかり内容も読んでいくから、説明するのですが、そんな話を塾でしている私がいるっていうのが、まず不思議(笑)
そういえば、カッパって、お年寄りから小さな子まで、なぜかみんな知ってますよね。他の妖怪で、こんなにみんなの認知があるってあるかしら?
この「知らないうちに認知がある」というのも、本でなるほど!ってことがあるので、
生徒さんと、不思議だよね~なんて話をしていた時のことです。
感想文は、自分の思ったことを遠慮なく出してもらいたいので(学校だといろいろ忖度あるものね~)一対一で個室でやっているのですが、
その話をしている途中に、他のクラスの方から作業で使わせてもらえないか?とお話があったので、
個別指導の教室の方に移ることになったのでした。
たくさん机が並んでいる教室ですが、その時は誰もいなかったので、生徒さんに好きな席に座ってもらうことにしました。
一番奥の少し机の大きいところを選び、作文を再開…
そしたら、
「先生!カッパ!!!」と生徒さんがびっくりして、指差しているところを見ると、
デスクライトの内側に、なんと小さなカッパの顔が書いてあるではありませんか~
そんなところに書く?それもカッパを?
もちろん誰かがイタズラ書きで書いたのでしょうが、
他のスタンドには、何も書かれてなくて、そこだけに書いてあるの。
私たちも知らないうちに、実はカッパに会っていたかもしれないね~なんて話になりました♪
本のカッパも自由に大きさを変えるので、ほんとそれみたいにちっちゃく書いてあり、二人でびっくりしてしまいました。
生徒さんたちは、とても心に残る文を書いてくれました(^^)
その後のことです。
今度は高学年の生徒さんに『青いあいつ…』面白かったよ!と見せたところ、
「先生、この絵は教科書と同じ人です!」とのこと。
え!!と思って、思わず教室に置いてある教科書を取りに行きました。
そういえば、とても親しみがある絵だと思ってたら、見ていたのか~
他の学年もみんな同じ方の絵なのですが、ちょうど五年生の教科書の絵が、「青いあいつ」の絵と同じ感じなのです。
教科書の題名がなんと『銀河』
できすぎでしょ~(*’▽’*)
『青いあいつ』が課題図書になったのも、もしかして、大いなる力が働いているのかもしれない…ですね(^_−)−☆