しほりです♪
「天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」
昭和天皇が作られた御歌を舞う「浦安の舞」
名前は知らなくても、神社で巫女さんが舞っているのを見たのが、実は浦安の舞という方もいらっしゃるかも…
私も天河神社で、一度拝見したものがそうだったのか!と後から知りました。
人の心が安らかであるように、世の中が平らかであるように、昭和天皇が昭和8年に作られた御歌だそうです。
昭和15年、皇紀二千六百年奉祝会に合わせ、この御歌から作られた神楽舞が「浦安の舞」
明治以降…神社祭祀制度には、女性による奉仕に関する規定が無かったのが、舞の制定により女性が神社に奉仕する機会が作られた…とWikiにもありましたが、
それまで託宣を降ろしていた巫女たちは、明治期に排除されてしまい、今の神社の巫女の姿は、奉祝会の時、全国で舞えるよう講習会が行われた浦安の舞ために全国的に広がったというものなのだそつです。
新しい舞ですが、当時の宮内庁の楽部長が、国風歌舞や各地に残る神楽舞を元に作られたそうなので、とても古いものがベースにあります。
さて、その昭和天皇の御心の込められた神楽「浦安の舞」
それを大事に皆さんにお伝えしている井口理惠さんとお会いしまして。
さらに、不思議な巡り合わせがごさいまして、昭和天皇のお誕生日、4/29「昭和の日」に、初めての方への体験と、お稽古なさっている皆さんが舞うという会をやらせていただくことになりました。
本当に皆さんが、この貴重な機会を大変喜んでくださり、今後も練馬区近辺でグループを作り、続けていくこととなりました。
巫女舞に興味を持つというのは、皆さんそれぞれきっかけや理由があると思います。
もちろんそれはどんな形からでもよいのですが、先程書きましたように、長い長い歴史の中で、日本では巫女がずっと活躍していたことを考えますと、血的に魂的にも私たちの中に巫女性が根付いていると思えます。
今回の体験会でも、理惠さんのお話にとても深いものがあり、感動しました。
毎月お稽古を重ねていくことに関心をお持ちの方、体験会にご参加いただき、合っておりましたら、続けていただけましたら幸いです。
体験会は、浦安の舞の詳しいお話や、身体の基本、扇の舞の最初の部分をやってみるなど、通常のお稽古とは異なります。
体験会は、
6/1(水) 13:30~
6/11(土)17:30~
以降は普通のお稽古を続けていきますので、新規に始めたいと思われる方は
体験会へご参加くださいませ。
体験会に何度かご参加いただいても大丈夫です♪
お問合せ・お申込みは、メールにてご連絡くださいね。→colorfulmoon23@gmail.com
各回定員6名となっております。
詳しくは、返信にてお伝えいたします。
よろしくお願いいたします。