2/23「くすしき光~ポラリスボウル楽器三人による音祝ぎ」奏者のご紹介です♪

しほりです♪

今朝ふと思ったのですが、ボウル楽器独特の回転音。シンギング・リンのお二人の音にクリスタルボウルのいさなりさんが加わることで、輝江さんの回転音○とりえさんの回転音○が結びついて♾になっていくような感じが…♪

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当日は巫女舞とのコラボも→こちら

☆この後は、音合わせの時の私の感想と3人のご紹介です。
人それぞれ感じるものは違いますが、音合わせではこれまでで初めての感覚でしたので、皆さんのご参考になればと思いました。音の中で3人との出会いも思い出しました。音の女神様がくださったギフトのように思っています♡

りえさんが一人で鳴らした最初の音を聴いたのは、ドラムでした。鳴らしてみてとの声にさらっと出してくださった音は、とっても意外で、でも、わあ!この人の音もっと聴いてみたいと惚れてしまうその一音の出会い、3年前でした。

輝江さんとは、もう9年ほど前になりますか。写経のイベントでお見かけして、たまたま帰り道信号が赤になったというタイミングで一緒になり話したことが始まりでした。信号が青だったら会えなかった出会いです。それからリンの瞑想会に来てくださり、その初めての日になんとリンをセットで買われたという。リンと出会う運命だったのでしょうね。

りえさんは打楽器奏者として活躍なさっていた中で、シンギング・リンとの出会いがその頃あったそうです。

お二人が、真摯にリンに向かい合い、音に向かい合い、その月日が重なっていったところで、私はそれぞれ別の機会にお二人のソロ演奏を聴くことになりました。

輝江さんの音は、シルクのように艶やかできめが細かくそれでいてどこかに強さを秘めたような音でした。その後もどんどん透明感が増していき、天と地をつなぐ音がそこにあるだけという感じがします。そしてますますゆるぎないものになっていかれているなと感じます。

りえさんのリンはまた違いました。打楽器やゆう琴と組み合わせた彼女ならではの音楽的な世界を構築されていました。リンの低音の安定感と他の楽器とのリズムのある組み合わせ。リンの楽器としての可能性がここまであるということを引き出してくれているものでした。りえさんの音は一瞬にして私が違う場所へ飛んでしまうような、そしてそこにある光景はどこもとっても雄大なのです。といっても粗削りでなく祈りの繊細な音がなせる技だと思えます。

お二人の音を合わせると、リンの音も縦糸横糸のように見事な綾が浮かび上がるようです。

鯨鳴さんとは、輝江さんよりもう少し前、出会いはパステルの曼荼羅アートでした。二人で旅もしました。森の中で自然と歌ってくださる声の優しいこと。道を間違えてまさかの登山をしてしまったのですが、その雄大な景色の広がる山のてっぺんでも、小さな笛を吹いてくださり心に染み入りました。不思議な旅の中で、自然を感じるままに出てくる鯨鳴さんの音に癒され、元気づけられてきました。彼女のクリスタルボウルも、そこに森ができて宇宙とつながるような音に感じます。

一昨年のポラリス初音合わせでは、これだけリンとボウルが馴染み合うのは聴いたことがないと、みんな驚きました。鯨鳴さんがご自分の好きで集めたボウルたちは、リンと組み合わせても抜群の相性だったのです。

シンギング・リンは、銅の合金ですが、クリスタルも入っているそうです。水晶同士が呼応しているのかもしれません。黒漆で塗装されているシンギング・リンには植物の要素もあって、これも鯨鳴さんの持ってらっしゃる森との呼応がありそうです。

そんな様々な要素とタイミングが合って、三人で合わせた時、リンたちの音を鯨鳴さんのボウルの音が包み込んで、まるで海のようでした。光が煌めく渚のようでもあり、深い深い深海のようでもありました。私たちもみんな海に溶けてしまって、時間もなくいつまでもいつまでも深い海の中のような宇宙のようなそんな中を漂うようでした。

その時「蛍の光」が鳴って、現実に引き戻されましたが、そのまま何時間でもいたい世界でした。ボウル楽器ならではの回転音と音祝ぐ人たちの存在によって、自然と場が現れてその中に私は「あった」だけのような、その存在さえ全てなくなってしまったような。本当に言葉にしたら難しいけれど、「くすしき」場でした。

ポラリス「くすしき光」、ぜひ皆様に体感、そして魂でも感じていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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