しほりです♪
「水無月祓香」
「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは
みそぎぞ 夏のしるしなりける」
今回のお歌は、百人一首にもある有名なお歌でした。4月に上賀茂神社の小川の辺りで歌碑を発見して、ここだったのか!という記事を書きましたが、
お香の間もその風景とともにあったように感じていました。
香道は、香りが文学的要素と合わさり発展した日本ならではの香りの楽しみ方です。
毎回違う組香も、今回は3種類のお香がどのような順で回ってきたか?を当てるのですが、
上賀茂神社の賀茂がずっとあったせいか、「賀茂」を選んで書きまして、
正解は「夕暮れ」で、最後の一つ迷ったのですが、賀茂につられました。
まだ私の思いが、あの辺りの不思議な体験に引っ張られているのかも…ですね。
その体験後、五感の感覚も変わった気がしておりまして、ここでリセット、振り出しに戻ったように感じております。
先生が、最後にお歌を披講なさるのですが、
朗々としたお声の波動に包まれて、あの「ならの小川」で禊をなさっている古の神官たちが蘇ってくるようでした。
煌純先生、ご一緒くださった皆様、楽しいお時間ありがとうございました☺️
今回はお歌の色紙持ち帰れなかったのですが、先生と記念写真撮っていただきました🌿✨
今日も読んでいただき、ありがとうございました♡