しほりです♪
「中庸と恩寵」
雪が降るかも。そんな予報だったはずでした…
「感月会~初音」始まりは、暮れゆく富士と昇りゆく満月の競演でした。
西には見事なグラデーションの中に幻想的な富士山が浮かび上がり、見たことのないような美しさ。
東からは、煌々と輝く満月が真反対に見えて、私たちは「わあ、真ん中に立ってる!」という不思議な感覚。
頭上には一つ二つと星も輝きだし、宙の文様のように雲もあって、こんな景色を皆さんと見られるなんて、どれだけ恵まれたことだろうと思えるのでした。
サロンに戻り、お茶をいただきながら、秋に私が佐賀県の嬉野温泉で出会った兎年の新年を祝うお香の話や練香の会で作った「恩寵」のお香の話などさせていただきました。
お香との不思議な出会いが重なって、そこからこの会が始まったこともお話させていただきながら、
皆さんとこうやってご一緒できることは、本当にありがたいことだとつくづく思いました。
その恩寵の香を焚きながら輝江さんのリンの響きに浸りました。
最初の打音から神秘的な音だったのですが、それからずっととてもきめ細やかな回転音がさざ波のように空間を満たしていきます。
月明りと香を焚くキャンドルの火だけの灯りも身体に心地よく、それだけなのが返ってとても贅沢なものに感じました。
最後にまた低い打音が入ったと思ったら、そこからシフトチェンジ。音が大きくなったとかではないのに、
何か音にぐっと持ち上げられたような不思議な感覚でした。最後には小さなおりんが、数回なったのですが、
その音が満たされた音の波に乗って行くようで、打つたびに波型が見えるようで素敵でした。
最後に皆さんでお茶をしながら、今回は皆さんにご感想を伺いました。
いつも豊かな感性や繊細な感覚を持ってらっしゃる方が、自然と来てくださるのですが、
今回初めて生のリンの音を体験された方が、まず仰ったのが「中庸」ということでした。
私も他の方たちも、そうそう、と頷きました。中庸の響き。輝江さんがいるのにいないと仰った方もいらして、
またそうそうとなりました。音や響きには皆さん好き好きがあるので、ご感想は様々で良いのですが、
感月会に来てくださる方たちは、そういう輝江さんのリンが好きになってくださる方が多いのです。
その後、私も、また皆さんにのせていただいちゃって、いろいろお話したのですが、内容あまり覚えてなくて(笑)
でも、少しでもお役に立っていたら幸いです。
何より、皆であの場にいたっていうことが、良かった♡って思っていただけたら、とてもうれしいです。
そして、貴重な材料で練香会をしてくださった林先生にもとても感謝しております。
そういう出会いも全て天の恵「恩寵」ですね。
そういえば練香の会のことも以前ブログに書いておりました。なかなか材料の入手が難しくまたいつ開催なさるかということですので、
本当に絶妙なタイミングで先生とお会いできたのだと思っております。お香の会に参加するきっかけとなったイベントのことも書いてるので、
今読むと内容がいろいろ過ぎて読みにくいかもと思ってしまいますが、ご興味のございます方はこちらの記事もどうぞ。
そのイベントに輝江さんが出てくださったのも、すてきなご縁でした♪
次回の感月会は春かな?決まり次第ご報告いたしますね。
1/28土曜日午後には、輝江さんとガイネさん、いさなりさんのコンサートの開催が決まりました。
こちらも詳細を近く出しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
追加です〜
この投稿書いていて、すっかり寝不足だったのですが、朝、肌のきめがすごく整ってて、びっくりしました。リンとお香の相乗効果かな♪