「月見香」〜和の香りに親しむ会♪

しほりです♪

初めての香道。林煌純先生の「和の香りと親しむ会~月見香」に参加させていただきました(^^)

月見香のしつらえ、並ぶお道具、先生の所作や和歌を歌われるお声、まあ、美しく♡

日本伝統文化の良さを、ぎゅっと詰めたような珠玉のお時間でした♪

ご一緒させていただいた皆様も、初めての私をあたたかく迎えてくださり、すてきな方ばかりで、ありがたかったです。

最初に香道の歴史のお話がありましたが、自然の生んだ奇跡のような香木が、推古天皇の御世に日本に流れ着いたところから、仏教、源氏物語、鎌倉武士や信長の蘭奢待のことなど、煌純先生ならではのお話に、真剣ながらも楽しませていただきました、

香道の始まりは、室町時代からでした。

今回は組香といって、二つの香木が、どのような順で焚かれたのかを、当てるという形式です。

テーマとなるお歌は、村上天皇のものでした。ちょっと香道からは、外れますが、村上天皇といえば、以前観た能に出てらした。

「玄象」という琵琶の話しでしが、最後に、神様のような村上天皇の霊とお供の八大龍王が舞踊るという場面、本当に能楽堂の中が渦巻いてすごいことに!友人も私もしばし呆然だった…それも「三輪」を元々見に行ったので、どちらも凄い演目でした。

なので、あの村上天皇の御歌と思うと、ますます興味が湧いたのです。

「月ごとに 見る月なれど この月の

こよひの月に 似る月ぞなき」

月を5つも並べている、まさに月見香に相応しい御歌でした。

最後にこの色紙もお土産にいただけました。

古帛紗もちょうど赤いものが回ってきました。このところ赤が来ているし、可愛いくて上がります♪

今回の香炉は、青磁。先生のお着物とも合わせられたのかな~

本物の香木は、初めてでしたので、塗香などより薄い香りで、最初はよくわからなかったのですが、

慣れてくると、だんだんと感じてきます。鼻も使うの大事ですね!

今回の月見香では、「月」と「ウ」と名付けられた2種類の香木が回って来るので、香を覚えます。

その次から、3回回ってくる香を、月かウか判断して、回ってきた順を紙に書き、

最後は、先生の採点があり、発表♪

もう本当に真剣に嗅いだので、ともかく他のことが全て飛んでしまいました。

こういう時間は貴重ですよね。

先生からもお作法は教えていただけますが、ともかく気楽になさってと言っていただけるので、緊張も解していただきつつ、良い香りを楽しませていただきました。

まだまだ嗅ぐって感じですが、そのうち頭にスッと来るとか変わってくると、ご参加の方も話してくださっていたので、これからも楽しみです。

最後に、お呼びした「香」の神様にお戻りいただくよう、村上天皇の御歌を先生が歌われました。その響きがまた素晴らしくサロンの中に満ち渡りました。

締めの言葉「香、満ちました」というのも、何とも美しいエンディングでした。

その後も、「秋彩々」いう銘の繊細な細工のある上生菓子をいただきながら、みなさんと和やかにお茶会という、煌純先生のお心遣いに溢れるお時間を過ごさせていただきました。

先生、みなさん、ありがとうございました♪

さて、私の結果というと…

写真からご想像ください~

11/21(日)には、こちらの「サロン ドゥ コロナ」さんでのイベントをさせていただきます♪

箱に入れてて少しくすんでしまっていた、私のムーンストーンが帰り道はキラキラになっていました。代官山の駅に着くと、駅の上にはまだ丸みの残った月が優しく輝いていました。

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~イベント詳細はこちらです~

第1部

http://mikumari-luna.com/concert-hikarinowa-1-2021-kokuchi/

第2部

http://mikumari-luna.com/concert-hikarinowa-2-2021-kokuchi/

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